ちょっと古い話になりますが、元NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダンが、ここぞという時に舌を出しながらプレイしていたのをご存知でしょうか?

コーチに「舌を噛んで危ないからやめろ」と言われても、「集中するとなぜか自然とそうなってしまうんだよ」と、スタイルを貫いたのだそうで、私も不思議に思いながらTVを見ていた記憶があります

実はこれは舌を出す事で、歯を食いしばらずにリラックスした状態を保っていたというのです
スポーツでは特に、体が力んでこわばると瞬発力が発揮できません
それを防ぎ、心身ともに平常心でパフォーマンスが上がるように、無意識のうちに舌が出ていたのだそうです
今では、他のスポーツ界でもそれを真似する選手が結構いるようですね

当センターでも、こども達に舌を根っこからしっかり前に突き出したり回したり、などのトレーニングを指導していますが、今にして思えばよくわかります
舌って、思っている以上に様々な働きをしている、大事な器官なんですね!

医療法人社団平和会添島歯科クリニック