昨日は『ホンモノ二ツナガル 第1回 医療編』にスタッフとして参加してきました。

大震災の後には、子供たちの学力が低下したり、経済的な理由から進学をあきらめたりするケースがあります。

昨年の熊本大地震・・・

『熊本の子どもたちに夢をあきらめないでほしい』

という、ホンモノ二ツナガル代表 嶋田病院理事長 嶋田英敬先生

先生の想いに共感し、わたしも『ホンモノ二ツナガル』スタッフとして、開催の準備からお手伝いをしてきました。

当日は歯科医だから司会してきました(笑)

講師には、東京慈恵会医科大学教授の横尾隆先生をお迎えし、

腎臓や腎臓病について、

そして再生が不可能といわれていた腎臓の再生に挑んでいるお話を伺いました。

中学生と高校生対象でしたが、将来医師になりたい!という子どもたちの参加が多く、みんな一生懸命お話を聴いていました。

『血は怖くないですか?』なんてかわいい質問もあり

それに対して先生は、『必ず慣れるから、血が怖いだけで医師の道をあきらめるのはもったいない。

とはいっても僕も苦手なものもあるよ』といって、自身は巻爪の処置をみるのが苦手だったとの告白。

また医師をめざすのに、偏差値だけ高くてもダメだよ。臨床をする場合、人間に興味のない人が医師をめざすのはどうか?と。

『先生は腎臓病にならないように気をつけていることは何ですか?』には、

食事では栄養面を考え、塩分摂取に気を配り、しっかり運動をして太らないように体型も維持しないと、患者さんに指導できない。

医師をめざす子たちに、たくさんの気づきを与えてくださいました。

医師として人間力のあるとても素敵な先生で、わたしも子どもたちと一緒に学べてラッキーでした。

でも、でも、歯科医師になりたい!って子がいなくてちょっとさみしかったです。

う~ん、もっと憧れの職業になれるようわたしもがんばらねば!!

さて、この『ホンモノニツナガル』プロジェクトは

地域コミュニティブランドという地域活性化を目的として提唱された新しい理論に基づいて推進されています。

地域コミュニティブランドの提唱者は 星合隆成崇城大学教授です。

地域コミュニティブランドは単なるモノづくりを目的とするものではなく、

モノづくりを通じて地域コミュニティを構築することを狙いとしています。

この地域コミュニティの中でさまざまな物語を生み育てることにより、

『共感』や人との『つながり』を醸成することを目指しています。

昨日はこどもたちにいろいろな『つながり』を楽しんでもらいました。

地域コミュニティブランドでは活動を継続することが最も大事なことであると定義されています。

これは長く存在し続けるものには『つながり』が増えるという真実があるから。

ホンモノ二ツナガルも続けていきます

第2回は秋ごろを予定しています。

ぜひ楽しみにしていてください。

医療法人社団平和会添島歯科クリニック