マウスピース型矯正装置(インビザライン)と薬機法上の承認について
マウスピース型矯正装置(インビザライン®︎)は、米国アライン・テクノロジー社の製品で、日本ではアライン・テクノロジー・ジャパン社を介して入手します。
これまで世界100ヵ国以上で提供され、1000万人以上の治療実績をもちますが、重篤な副作用の報告はありません。(2020年1月時点)
インビザラインは米国食品医薬品局の医療機器承認を受けていますが、日本の「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(通称:薬機法)による承認は受けていない未承認医薬品で、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
また、日本国内で製作される類似のマウスピース型矯正装置のなかには、薬事承認されているものもあります。
患者さまには、以上をご理解のうえで装置の使用に同意をいただく必要があります。
医療法人社団平和会添島歯科クリニック