「80歳になっても20本は自分の歯を保とう」と始まった「8020(ハチマルニイマル)運動」
1989年当時は10%以下だった8020の達成率は、30年たった今は50%を超えるまでになりました

やはり、お口の健康に対する皆さんの関心が高まり、

・1日3回以上歯磨きする人が増えた
・フロスや歯間ブラシなども活用する人が増えた
・フッ素入り歯磨き剤を使用するようになった
・定期検診を受診するようになった
・砂糖の消費が減った

など、習慣が変化している事があげられます

厚生労働省の調査によれば、「歯が痛い」「歯ぐきの腫れ、出血」「かみにくい」の3つの症状のうち、75歳以上になると「かみにくい」の症状を訴える人が急増した、との結果が出ています
これからの「8020運動」は、歯の喪失をさらに減らし、残っている歯のかみ合わせをよくしながら、口腔ケアを進めていく事が必要と言われています
そのためにも、まずは定期的な健診を受ける事をお勧めします

お口の中をはじめ、「心と体全てにつながる健康」という観点で健康づくりをするとき、「フレイル」を予防して健康寿命を延ばす事ができるのではないでしょうか

医療法人社団平和会添島歯科クリニック