たけしの家庭の医学
院長の添島正和です。
昨日、たけしの健康番組(テレビ朝日)で “TCH” の特集が放映されました。
TCHとは、日中上下の歯を接触させる習慣のことで
≪Tooth Contacting Habit≫の頭文字をとった名称です。
ストレスやパソコン作業・仕事など、過度の集中によって
知らず知らずのうちに歯を接触させることによって
筋肉 ( 咬筋 ・ 胸鎖乳頭筋 ・ 僧帽筋 )の緊張がおこり
頑固な肩こりなどの全身症状や
口が開かなくなる顎関節症を引き起こします。
その他の虫歯や歯周病がないにもかかわらず
原因不明の歯の痛みや知覚過敏(冷たいものや熱いものがしみる)を引き起こす
現代病といっても過言ではありません。
当院では10年以上前からTCHに取り組み、
顎関節症はもちろん
知覚過敏、咬み合わせやインプラント治療に効果をあげています。
今回TCHをテレビ局が扱ってくれたおかげでTCHの認知度があがり
今後いろんな意味で病気から救われる人々が増え
医療費の削減につながると期待しています。
≪追伸≫
さる2011年11月27日、UKホール(熊本県)において
歯科の勉強会(あすか会)主催のセミナーが開催され
当院歯科衛生士の野口が
『 TCHと咬合様式が歯周組織に悪影響を及ぼした症例への対応』というテーマで
発表して好評でした。